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カーリース返却へこみ修理費用

カーリースで傷・へこみをつけたら返却時にいくら請求される?

公開: 2026年04月01日

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カーリースで傷・へこみをつけたら返却時にいくら請求される?

カーリースを使っていると、「返却時に傷があったら請求されるのでは」という不安を感じる方は多いです。実際にどのくらいの費用が発生するのか、正確に知っておくことが重要です。

結論からいうと、通常の使用範囲を超えた傷・へこみは修理費用として請求されます。1箇所あたり2〜15万円程度が目安で、複数箇所あると合計10万円を超えることもあります。


「通常損耗」と「特別損耗」の違い

返却時の損傷に関する判断は「通常損耗か特別損耗か」で決まります。

通常損耗(請求されない)

日常的な使用で生じる経年劣化・摩耗は、追加請求の対象外です。

  • シートの軽いすり傷・色あせ
  • ハンドル・ペダルの経年摩耗
  • 日焼けによる内装のくすみ
  • ガラスの細かいすり傷(キズワイパーレベル)

特別損耗(請求対象)

通常使用を超えた損傷・汚損は修理費用が請求されます。

  • ドア・バンパー・ボンネットの傷・へこみ
  • 内装の破れ・焦げ跡・汚れ(清掃困難なもの)
  • ガラスのひび・割れ
  • タイヤのサイドウォール損傷
  • 鍵・部品の紛失

傷・へこみの修理費用の目安

箇所・大きさ・損傷の程度によって費用は変わりますが、一般的な目安は以下の通りです。

損傷の種類 費用の目安
ドアの小さな擦り傷(10cm以内) 2〜5万円
バンパーの擦り傷・小さなへこみ 3〜8万円
ドアパネルのへこみ(修理) 5〜15万円
ドアパネルの交換(大きなへこみ・深い傷) 10〜25万円
内装のひどい汚れ・タバコの焦げ跡 2〜10万円
ガラスのひび・割れ(フロント) 5〜15万円
タイヤの損傷(サイドウォール) 1本あたり1〜3万円

複数箇所に損傷がある場合、合計で30〜50万円になることもあります。


請求されやすい損傷パターン

実際にリース返却時に問題になりやすいケースを紹介します。

パターン1:駐車場での擦り傷

コインパーキングや立体駐車場でのドア・バンパーの擦り傷は最も多いトラブルです。「よく見たら傷があった」というケースで、気づかないうちに損傷が積み重なっていることがあります。

パターン2:子どものいたずらや傷

子どもによる内装の汚れ・傷・シールの貼り付けなどは請求対象になりやすいです。シールは剥がしても跡が残ることがあります。

パターン3:喫煙による臭い・焦げ

リース車は原則禁煙が多く、タバコの臭いが染み込んだ場合は特別清掃費用が請求されます。1〜5万円程度になることがあります。

パターン4:タイヤ・ホイールの損傷

縁石への乗り上げなどによるホイールの傷・タイヤのサイドウォール損傷も請求対象です。


返却前に確認・対処できること

1. 返却前に自分で修理する

軽微な擦り傷であれば、リース会社への返却前にディーラーや板金塗装店で修理することで、請求額を下げられる場合があります。ただし、修理内容によっては「リース会社の指定業者での修理」が求められる契約もあるため、事前に確認が必要です。

2. 傷を見つけたら都度記録する

日常的に傷を写真で記録しておくと、「新たに生じた傷か、契約時からあった傷か」の確認が可能になります。

3. 契約時の車両状態確認書を保管する

納車時に交わした「車両状態確認書」には既存の傷・へこみが記録されています。返却時の比較に使えるため、必ず保管しておきましょう。


自動車保険(車両保険)でカバーできる?

カーリース利用者は、リース会社が指定した保険または自分で加入した任意保険が適用されます。

車両保険でカバーされるケース

  • 他車との接触事故(車対車の衝突)
  • 当て逃げ(一般タイプのみ)
  • 落下物による損傷

車両保険でカバーされないケース

  • 自損事故による傷・へこみ(エコノミータイプは対象外)
  • 原因不明の傷(いつ付いたか不明なもの)
  • 内装の汚れ・消耗

自損事故やいつ付いたかわからない傷は保険が使えないケースが多いため、日頃からの車両管理が重要です。


リース終了時の精算の流れ

  1. 返却日に立ち会い検査:リース会社の担当者が車両の状態をチェック
  2. 損傷の確認と説明:「通常損耗か特別損耗か」の判断が行われる
  3. 修理費の見積もり提示:リース会社指定の業者が見積もりを作成
  4. 精算金の支払い:見積もり金額を支払う(交渉の余地がある場合も)

立ち会い検査は返却時の重要な機会です。自分が「通常損耗の範囲内」と考える場合は、この場で丁寧に確認することが大切です。


まとめ:傷のリスクを最小化するポイント

カーリース返却時の傷・へこみによる請求を防ぐためのポイントです。

  1. 納車時の状態確認書を保管する
  2. 日常的に傷を写真記録する
  3. 駐車時の注意を怠らない(バンパー・ドア)
  4. 子どもや荷物による内装損傷を防ぐ
  5. 返却前に軽微な傷を修理しておく(契約確認前提)

リースは「返却時の原状回復義務」がある分、マイカー所有より気を使う必要があります。長期的にリースを活用するなら、返却時のリスクを事前に把握しておくことが大切です。

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本記事の費用はあくまで目安です。実際の請求額はリース会社・車種・損傷の程度によって異なります。契約前に返却条件を必ず確認してください。

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